福祉の資格を取ろうよ！>作業療法士になるには？

作業療法士とは、オキュペイショナルセラピストの略で「ＯＴ」と
呼ばれています。理学療法士と比べられことがありますが、一般の
人にはあまり違いがわからないかも知れません。

どちらも、身体に障害のある方の機能回復（リハビリ）を目指して
援助して行きますが、理学療法士は、運動療法や物理療法の訓練を
行う際に器具を用いて行うのに対し、作業療法士は手芸や工作など
日常的な生活動作を通じて、機能回復を目指していきます。
作業療法士になるためには、作業療法士の４年制の大学に入学する
か短大か養成校に入学し、専門学科を３年かけて履修する必要があ
ります。その後に国家試験を受けることになります。
試験は毎年１回、３月上旬頃に理学療法士の試験と同日に行われて
おり、合格率は平均で80％となっています。

作業療法士は病院やリハビリセンター、肢体不自由児施設等に勤務
していますが、近年では、高齢化により介護老人福祉施設や高齢者
デイサービスセンター等の介護保険対応の施設での需要が多くなっ
ています。収入は勤め先の施設の俸給体制でも変わってきますが、
必要な職種ですので、他の施設職員よりは高く設定している施設が
多くなっています。

作業療法士からケアマネージャーを受験している方がいます。
介護保険制度を理解する意味でも、ケアマネージャーの資格を！
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